2019年5月31日
バンコク発ノーンカーイ行き寝台列車
出発してからは食堂車へ行って食事をとった以外は特にすることもなくベッドに横になり、ウトウト...
読書用の灯りもありましたが、私は乗り物酔いするたちなのでそれもできず。
少しだけスマホをいじって後はフアランポーン駅で買ってきていたお菓子をポリポリ食べながら暗くなってほとんど何も見えない車窓をぼんやり眺めているだけでした。
ふと気が付くと、周囲も寝静まったのか聞こえるのは列車の「ガタン、ゴトン」という音と窓付近の風切り音のみ。私もいつの間にか眠っていました。
しかし、列車では熟睡することはできず、停車駅に止まる度に意識が戻り、なんだかなぁ...
↑そうこうしているうちに、夜もあけて。
↑順番にベッドから座席へと戻されていきます。
眠い目をこすりながら作業の様子をボーッと見ていました。
ノーンカーイ駅に到着!
ほぼ定刻通りノーンカーイ駅に到着しました。到着後は入国の手続きをしてノーンカーイ発タナーレーン着の列車の切符を手に入れなければなりません。
↑上から2番目、7時30分発の“913”列車ですね。
↑チケット売り場へ行き無事に購入できました。料金20B也。
約15分の国境越えの旅です(^^)/
□ タイ国境側で出国手続き
チケットを購入したら次はイミグレーションに行って出国の手続きを~
チケットを購入した駅舎からホームに出て右側に“immigration”と書かれた小屋?がありますので、そこの係員へパスポートに出国カードを添えて提出します。
私の書いた出国カードは最終の出国日(6月中旬タイ出国)を基準に記入していましたので、それではつじつまが合わないと思われましたが、すんなりスタンプを押してもらえました。

↑手前の小屋で出国手続きをしました。
(出国手続き後に撮影、奥の方がチケット売り場です)
↑こちらの列車で国境を越え、ラオスに入ります。
□ 列車内の様子
↑車両の連結部
↑エアコンがない代わりに扇風機がありました。
当日は雨が降っていたためか、列車内はところどころ雨漏りによってシートや床が濡れていました。
↑列車でタイラオス友好橋を渡り、国境を越える様子
↑タナーレーン駅を出て南側の方向
↑タナーレーン駅を出て北側の方向(行き止まり)
さて、ここからラオスの首都、ビエンチャンへ向かうのですが、困ったことにバス停はなくどうやらタクシー一択のようです。(中にはトゥクトゥクに迎えに来てもらっていた人もいましたが)
駅舎を出るとタクシードライバーらしき人が話しかけてきましたが、ビエンチャンまでは500B(タイバーツ)だということでした。値引きを交渉するも「値引きなんかしねぇよ」、「ダメだ!ダメだ!」ばかりなので、埒(ラチ)があかず、しかたなく南の方へ向かって歩き出します。ちなみにこの時点でスマホは圏外でした。

歩いていると後ろから先ほど交渉したタクシードライバーとは別のドライバーが声をかけてきました。






と言って私が歩き出すと、


ちょうど小雨も降り出してきましたし300Bなら妥当かな。途中、私同様に徒歩の女性に声をかけていましたが交渉は決裂したようで、結局乗客は私一人のみ。ドライバーとお互いにつたない英語でちょっとだけ盛り上がり、大体30分くらいでホテルまで到着。料金300Bを支払いお礼を言ってホテルへ。
あとで地図を見たら駅からホテルまで20km弱の道のりでした。本音を言えば200Bでも少し高いかな、と。
今後はタナーレーンからビエンチャンまで鉄道がつながるはずですので、少しは楽にビエンチャンまで行けるようになるかも...