2019年6月4日
ラオス、古都ルアンパバーン周辺を観光! ~後編~
それでは、前編に続き後編を書き進めていきたいと思います。
□ まずは、朝の托鉢の様子から
↑午前6時前、どこからともなく僧侶の行列がやってきます。
↑ガイドブックでよく見る画。
↑こちらも安定の托鉢の様子。
↑若い僧侶も。
私が見て回った場所は、Sisavangvong Road(シーサワンウォン通り)でしたが、中国人やタイ人の観光客が多く、主にその人たちが並んで行列でやってくる僧侶に喜捨を施していました。
画像にあるゴザやプラスチックの椅子は地元業者が準備しており、喜捨用の米(もち米)なども地元業者が売り歩いています。
...主だったガイドブックや日本の情報番組で見聞きした話では、ここまで。想定内。
初見だったのが、下記画像です。
この後、子供達は米の入った袋を担いで集まり、何やら楽しそうに談笑していました。
僧侶から施しを受け、観光客に記念写真を求められれば一緒に笑顔で応えチップを受け取る...日々、力強く生きている様を目の当たりにしました。
ビエンチャンもそうでしたが、こういった子供達はタイに比べてすごく多い印象を受けます。
□ タート・クワーンシーの滝
当初は昨日に引き続き、

と、漠然と脳内で計画していましたが、前日に知り合った方の勧めで“タート・クワーンシーの滝”へ一緒に行くことにしました。
その方のゲストハウスに集合し、乗り合いバンに乗車して数か所のホテルに寄り、我々以外の観光客をピックアップしながら目的の“タート・クワーンシーの滝”まで向かいます。
ラオスのルアンプラバーン市街から南に約29 kmにある3層からなる滝。メコン川の支流となる。
流れ落ちる水が非常に美しいことでしられ、観光客に人気のピクニックスポットになっている。滝は幾層にも分かれ流れ落ち、それぞれに滝つぼをもち青い水をたたえている。典型的なトラバーチン(石灰華)の造形による滝である。
滝壺では水浴をする観光客が多い。
入場券売り場のあるゲートから森林の中のゆるやかな小路を歩いて上がっていくと、清流が現れ、やがて小さな滝と滝つぼが見えてくる。木漏れ日の下、下流側のひろびろとした滝つぼでは泳いだり、飛び込んだりする観光客の姿が多く見られる(滝つぼのうちの少なくとも一つは神聖な場所として閉鎖されている)。
周辺は自然公園になっており、最後の落差約50 mの大きな滝までは遊歩道が完備される(所要約15分)。この滝の左岸側には滝の上流までの小路も続くが、歩くものは少なくやや危険。植生も豊かでトーチジンジャーを初めとする熱帯植物が多く見られる。
ゲートを入ってしばらく行ったところにツキノワグマの保護センターもあり、檻に入ったツキノワグマを見ることができる。ゲート前はみやげ物店、レストランが林立し、不便はない。
(参考文献:ウィキペディア)
私が宿泊していたホテルからは約30km弱ですが、寄り道(ピックアップ)をしながらでしたし、道のりはかなりの山道。幾多のコーナーを約一時間かけて走り抜け“タート・クワーンシーの滝”に到着しました。(乗り物酔いする方は注意)
↑入場してから、ゆるい山道を散策。
↑このような落ち込みポイントが多数あります。
↑最後は見ごたえ十分な落差のある滝。
ツアー価格;50,000kip(滝の入場料20,000kipも含みます)
□ メコン川の渡し船(フェリー)
ツアーから市街地に戻り、遅めの昼食(カオソーイ)を取った後はブラブラと散歩。
↑水辺に地元の方たちがいたので、川を眺めていると...
↑大きめの船が近づいてきました。
↑着岸すると、人、バイク、車が出てきます
↑それと入れ替わるように、今度は川岸で待っていた人達が乗り込み、すぐに出発していきました。
↑川岸から道路に上がると、子供達が屈託のない笑顔を浮かべ楽しそうに遊んでいます。
□ Wat Xiengthong(ワット・シェントーン)
夕方近くになり知り合った方は空港へ向かったので、私一人、単独行動を再開しました。世界遺産都市ルアンパバーンのシンボル的な寺院“Wat Xiengthong(ワット・シェントーン)”を目指します。
ルアンパバーンを代表する寺院。1560年にラーンサーン王朝のセーターティラート王によって建立された。メコン川とナムカーン川に挟まれた半島状の地形の最も先端(北東部)に建ち、ラオスのすべての寺院でも最も美しいといわれる。ルアンパバーンの王宮からは約1㎞北東に位置する。この寺院のある場所は、かつてビエンチャンの商人、チャンターパニットの自宅があったといわれる。チャンターパニットはある日、「北部に塩を持っていくと金持ちになれる」という夢を見た。実際にチャンターパニットはルアンパバーンに船で塩を運び込み商売を始めたところ繁盛し、財産を築く。その偉業をたたえたセーターティラート王がこの場所にワット・シエントーンを建立したと伝わる。
1880年に仏教の経典「三蔵」の図書室が、1961年には鐘楼が建てられた。寺院は1887年に起きた略奪行為によって被害を受けた。この略奪は黒旗軍の指導者Deo Van Triが、若い頃この寺院で僧侶として修行をしていたため、この寺院を略奪行為の本部として使用したによるものである。
この時期の仏陀図が保管されている小ホールや卒塔婆、そして創建時代からの涅槃像の聖壇がある。1931年に仏陀図はフランスのパリに持ち運ばれ、展示された。そして1964年までベトナム国内で保管されていた。東門の付近には、高さ16mの王室の葬儀用の安置所がある、王家にまつわる多くの骨壷が安置されている。
(参考文献:ウィキペディア)
↑入り口の看板
↑後ろに少しだけ写る本堂...
↑きれいな壁画
↑霊柩車だそうです。
ここで帰国後、重大なミス発覚!
せっかく“Wat Xiengthong(ワット・シェントーン)”を訪れたのに、本堂の画像を撮り忘れていました(;’∀’)
確か撮ろうとした時に

として、敷地内の周辺の建物を撮影していたら本堂の事なんか忘れてしまい、そのまま次の寺院へ...悔やまれます。
ないものは仕方ないので、次へ!
□ Wat Sirimoung Khoun Xaiyaram(よ、読めない。ワット・シリモーン・サイヤラーム?)
少しマイナーな寺院でしょうか。
↑入り口の看板
↑2頭の白い獅子
これにてルアンパバーンの観光は終了ですが、他にも多数の見学していない寺院がありますし、それこそもっとゆっくり一週間くらいかけて見て歩きたいですね。撮り忘れた“Wat Xiengthong(ワット・シェントーン)”の本堂のこともありますし...
6月初旬の雨季真っただ中でしたが、日中は比較的雨も降らず観光日和のルアンパバーン滞在でした。
街自体はのんびりとした雰囲気で満ち溢れており、息抜きにはピッタリ!
カフェも至る所にありますしコーヒー好きの私には天国でした(*^^)v
また近いうちに訪れたいと思います。