前回は、株主優待取得のためのクロス取引について触れてみました。

 

例にしたコメダホールディングスの利回りがあまりよろしくなかったので、いまいちお得感がないなーと感じた方も多かったかと思います。

 

そんな中で少しだけですが取引に際して手数料を節約する方法を紹介したいと思います。

 

  1. 株式移管
  2. 買いでの信用取引活用

 

説明しますと1.の「株式移管」とは

 

“株式は保管振替機構(ほふり)を通じて、他の証券会社に移管すること”(楽天証券より)

株式移管を利用する目的

メインで使っている証券会社より手数料の安い証券会社で現物株を取得し、その後保有している信用売りがある証券会社へ移管する。

 

株式移管自体は手数料無料(有料の証券会社もあります)ですが、権利落ち日に前に確実に移管しておかないと、現渡しできずに売り玉に余計な貸株料が発生してしまいますのでご注意を。

2.の「買いでの信用取引活用」とは

 

売買手数料を比較した場合に現物買いの手数料に比べ信用買いの手数料が安い場合、信用買いで該当の株を取得し、後に現引きを行うことで現物株を保有する…という方法です。

 

現物買いの手数料 > 信用買いの手数料

 

の時、行うものですが、信用買い→現引きの段階でも1日分の貸株料が発生しますので実際は

現物買いの手数料 > 信用買いの手数料 +1日分の貸株料

 

であれば、実行する価値はあるかと思います。

 

 

また、場合によっては1と2を併用することによって、一回の取引で発生するコストが数百円節約できることもあります(^^)

ちなみに前回のコメダホールディングスの取引で、
現物株の部分を楽天証券で信用買い→現引き→SBI証券に移管したとしたら…

 

 

 証券コード3543 コメダホールディングス 

2018/8/17終値2136円

 

—楽天証券—

・信用買い手数料 194円(税込み)

・1日分の貸株料1.9% 213600円×1.9%÷365日=11円

・その日のうちに現引き&受け渡し日に移管手続き

   ※手数料コースは超割コース
   ※売買手数料は税込み価格です

—SBI証券—

・一般信用(15日)売り手数料 194円

・一般信用(15日)売りの貸株料213600×3.9%/365日×13日=297円

   ※手数料コースはSBI証券スタンダードプラン
   ※貸株料は株価によって変動します

まとめると


取得分:1,000円相当の自社電子マネー

経費分:売買手数料と信用買い貸株料と信用売り貸株料
      388円+11円+297円=696円

 

トータルで304円の利益となります。(利回りとすると0.14%

※あらゆる条件で利益が出ない場合があります

前回の全ての手続きをSBI証券で完結した時は利回り0.07%でしたので、単純に考えて利回りは2倍となりました(^^)

さらに...お得に

楽天証券には“いちにち信用取引”があり、取引額が100万円以上になると売買手数料と貸株料が0円になるプランもありますので、取引する銘柄が該当するときはぜひ活用してみましょう。

 

金額が大きくなりますので、買いの手数料と貸株料が0円というのは大きいです。

 

余裕資金のある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?